故郷に思いを
風邪をこじらせ、喉を枯らし、鼻を詰まらせていたこの一週間
鼻が完全に詰まっていたので、アシュタンガの練習がほとんどしっかりできなかった
さて、そんな今日は故郷、松本の話
僕の故郷は信州まつもと
その松本のサッカーチーム松本山雅が今日J2での優勝とJ1昇格を決めた
思い返すと、イタリアでの1年目に松本山雅はJFLからJリーグへ昇格した
あのときも最終戦の結果をインターネットの速報を睨んでいた
今日は風邪をこじらせ、半分グロッキーになりながらスマホにかじりついた
子どもの頃、純粋に応援したくなるチームが存在しなかったが今はある
自分はやっぱり松本が好きなんだなと確認できる、それが嬉しい
松本、良いとこなので一度は是非、案内しますんで
またね イタリア
週末だけのトリップはあっという間でした
3泊もお世話になったようじろうさんありがとう
カレーもご馳走になったのだが、写真は撮り忘れ
なにはともあれ、空港へ
ピサのゲートはちゃんと屋内だ
やっぱり遅れている
なんだかんだで1時間遅れの搭乗
ピサは子どもの頃いつか来たいと夢見た場所
ルパン三世第二シリーズ
「ピサの斜塔は立っているか」で初めてこの街のことを知り
この斜塔に理由もなく惹かれ、いつか訪れたいと願っていた
幸運にも大学時代に初めて訪れることができ、それからフィレンツェに住み始めてからは何度もフラフラと来た
広場の芝生ののんびりした雰囲気、子どもの頃のノスタルジー、特別な場所
僕のパワースポット
今回の旅では広場に広場に行くことができなかったのが心残り
でしたが、最後に少しだけ
アップにしなければ分からないくらい小さいけれど
それでも幸せ
4年ぶりのイタリア
素晴らしい時間でした
また、すぐに来たい
イタリア2日目
今日は朝からフィレンツェへ
駅に着いて驚いた
日本の駅みたいに改札らしきもの
僕が住んでいたときにはなかった
駅を出てドゥオーモへ向かう
小雨が降っているがそれほどではない
相変わらず石畳の道がボコボコだ
ここで友達と待ち合わせ
4年ぶりの再会
積もる話もあり、バールへ
会っていない間の話
彼女に190センチの彼氏ができそうなこと、僕がヨガにはまっていること
彼女の家にもお邪魔を
画家さんと暮らしているのだそうだ
ちょっと羨ましいな
僕と同業の友達も紹介してくれた
技術的な話、情熱の部分、様々な方法についての話
たわいもない話も含めて、ヨガの話をするときと同じように、深く、濃く
始めて会ったのに、そんなことは全く感じない
いい時間だった
夜はクラウディオと共に、彼の奥さんの勤めるディスコへ
こちらのディスコは若者の為だけのものではない
紳士、淑女の社交場でもある
久しぶりのダンスクラシック
80年代サウンドが心地良い
素晴らしい時間だった
イタリア1日目
さて、昨晩遅くにイタリアに到着したため、今日が1日目
朝から友人と生地屋巡りをし、クラウディオのサルトリア(テーラー)へ
クラウディオは父の代からのテーラーで、衣装のテーラリングも行なっている
中はさながらミュージアム
コレクションのアイロン、ハサミ、ミシン
これはコルセットを締め上げる道具
とてつもなく大きいハサミ
19世紀のオリジナルの衣装や傘も
何もかもが美しい
フィッティングルーム
この素晴らしさの中にいられたことがしあわせだった
そして昼食
タリアテッレをいただく
やっぱりパスタはイタリアが美味しい
間違えない味
クラウディオとは夕食で再会の約束をし、ここでバイバイ
その後は蚤の市へ
そして悩みに悩み、買ってしまった
1905年刊行、市民の広告紙とイラストレーションをまとめた本(オリジナル)
ライアンエアーの手荷物に入るかどうかが問題だ
クラウディオとの夕食の時間は8時半
夕食の前に小腹が空いたので、友人宅暖炉で肉を焼く
何度も火を炊くことに失敗してやっと肉が焼ける
スモーキーでめちゃくちゃ美味い
その後に夕食へ
トスカーナだ、仕方ない
赤だ
食べ過ぎた
お腹いっぱい
イタリアのラベルやレタリングは本当に美しい
素晴らしい食事の時間も終わり解散
1日が素晴らしい1日だった
明日は懐かしのフィレンツェだ
エゴの話
こちらでの生活はエゴのぶつかり合い、我の通し合いのような生活になりがちだ
こだわりをもった人間が集まる場所では特に
そんなわけでヨガ漬けの生活で振い落としきたはずのエゴがシミのように広がっていく
ただ不思議と心が折れそうにはならない
もちろん周りの影響は少なからず受けるし、イライラもする
nobody is right
正しいひとなどいない
自分も含めて
結局そういうことにして、自分は自分の道を行くのだ、ひとと関わり合いながら
それができるようになっただけヨガをしている意味もあるのかもしれない